成長期の子供には毎日チーズが欠かせない

現代、子供たちの体力不足、骨や骨格のもろさが問題となっています。
IT技術の普及は人類にとって快適に毎日を過ごし、生活向上にもつながるすばらしい動きではあるのですが、予想外の問題も起きています。
IPONなど最新の携帯端末が、子供から大人まで、その心を釘付けにして、一時もそばを離れることができない生活スタイルを生みました。

特にゲームソフトは一人で何時間も飽きずに過ごせるカッコウのルーツであるため、家に縛り付けておける効果が抜群です。
働く親にとっては大変都合の良いことですので、大半は奨励されています。
その分、子供たちの体力はどんどん落ちています。

同時に考える力、想像力も育たないので、人の痛みを理解しにくい、いじめ問題につながっていくといった悪循環を生み出しています。
一方欧米化した現代の食習慣は、カルシウム不足を生みました。
小学生から将来的に寝たきりになる可能性を彷彿とさせ現象が起きており、教育関係者の間では、強い懸念が広がっています。

先ごろ成人病であるはずの生活習慣病が低年齢化しており、小学生からメタボ体型を指摘されるしまつです。
そこへ輪をかけるように、骨のもろさという問題が浮上しました。
家の中で転倒しやすい、すぐ骨折する、感情の起伏が激しく、すぐ激化しやすいといった症状が、全国の小中学校で見られるようになりました。

明らかにカルシウムが不足しているのです。
カルシウムは骨をがっちりさせるだけではなく、体の形成、精神安定に大きな影響を与えます。
人が人間らしく生きていくために絶対不可欠な成分です。
そこでチーズが登場です。

チーズは、三大栄養素と呼ばれる、カルシウム、良質たんぱく質、脂質と豊富に含まれているだけではなく、必須アミノ酸、ビタミン群なども含まれており、健康食としても知られています。
特にカルシウムは今、専門家の間でも注目されている成分です。
100gに対して含まれる量はけっして多いとは言えませんが、毎日食べることによって、不足しがちなカルシウムを多少でもカバーしてくれる働きがあるのです。
ぜひ子供たちの体つくり、成長のために、毎日食卓にチーズをだしましょう。