チーズを朝食で食べる
世の中健康食といわれる食材は各種各様ありますが、定番となる質問があります。
”朝・昼・晩のうち、いつごろ食べるのがいいのか”という内容です。
食べるのに最適な時間帯は、その食材が持っている性質や機能によるところが多いので、まずは内容物と一緒に同封されている解説書もしくは使用説明書をしっかり読んで、頭に入れておくことが重要です。
これは薬でも同じことが言えます。
たまに解説書をろくに読まずに自己流で服用する人がいます。
食するものによっては体に害を及ぼすので、この習慣は変えるべきです。
チーズに関して言えば、薬ではないし、サプリメントでもないので、朝でも昼でも夜でも、いつ食べても体に大きな影響はありませんので、さほど気にする必要はありません。
豊富な栄養素と機能を効率よく体に取り込み、そのメリットを十分に生かしたいなら、オススメは朝食です。
チーズに含まれている三大栄養素のうち、脂質とビタミンBの機能に注目していただきたいのですが、お互いに相互作用して、エネルギーに変わり、体温を上げる働きを持っています。
通常めざめて最初の1時間~2時間は、まだ体内の細胞が活性化されていないこともあって、体温が低くなっています。
活力も不足している状態です。
朝早くから労働を余儀なくされている人は特に、早く体を目覚めさせ、エネルギーを使いたいところでしょう。
そういう人こそ朝ごはんにチーズを取り入れていくべきです。
朝はいつもパン食だという家庭なら、炭水化物とビタミンCを補給するために、パンとフルーツジュースを添えると、バランスの良い食事になります。
朝は米という人も、和風にしたチーズ料理を添えてもおいしくいただけます。
海苔巻きにして醤油につけていただければ、栄養価の高い朝ごはんになります。
チーズはどのような調理法でもおいしくいただけるほど、応用範囲の広い食材なので、気軽にどのようなメニューでも導入して、健康的で活力あふれる一日をお過ごしください。