おつまみ

チーズに含まれている塩分量

チーズはとってもおいしいものだし、栄養価も高く、美容と健康に、体つくりのためにも大変有効な健康食です。
ぜひ進んで食卓にあげてほしい一品です。
注意したいのは塩分含有量です。

これは製造過程で加えられるものであり、チーズそのものがしょっぱいわけではありません。
風味を増す元であり、除菌という意味もあり、様々な理由から加工過程で加えられるものではありますが、食べ過ぎると、人によっては害になる場合もありますので、注意が必要です。
特に担当医師から塩分控えめの指示をだされている人にとっては、けっして小さな問題ではありません。

かといって、そこだけクローズアップして、不必要な心配をするのもよくありません。
便秘解消やダイエットサポート、精神安定、血行促進、冷え性解消、疲労回復など、良い機能をたくさん持っているのに、活用しないのは、もったいない話です。
どうしても塩分が気になるなら、種類を選ぶという方法もあります。

なにせ世界中に、様々な製法で作られたチーズがありますから、その中で、塩分が少ないものや、まったく塩味がないものもたくさんあります。
過剰摂取は、どのような場合でもよくありませんが、ある程度、塩分含有量を把握しておけば、安心してチーズを堪能できます。
食塩1gに含まれている塩分は0.6gです。

それを基準にして他の食品を見ると、もっとも塩分が多いのは、すき焼きで、一般にお店で食べるセットメニューに対して6.5g程度の塩分を含んでいます。
塩鮭の辛口一切れで2.5gですから、かなりしょっぱいと感じても、すきやきの3分の1程度の塩分量なのです。
肝心のチーズですが、乳製品ではトップとはいうものの、一般によく見かける三角チーズ一個分に対して0.8g程度です。

6枚きり食パン一切れと同じ分量です。
食品全体でみていくと、チーズの塩分量は、けっして高くありません。
ちなみに、成人の平均摂取標準量は、180mg~500mgです。
チーズ一切れ程度なら、はるかに標準値よりも下回っていますので、さほど気にする必要はありません。
ただし過剰摂取しなければの話です。


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