ダイエットに適しているチーズの栄養素
チーズは世界中で食されている栄養食です。
実際極北エリアで暮らすエスキモーの人たちは、草が生えない不毛の地で、チーズを主食に生き延びてきた民族です。
確かに小腹がすいた時に塊をほおばるだけで、かなり腹持ちいいのがわかります。
ワインとの相性も抜群なので、一緒にいただけば悪酔いしません。
グラタンはチーズをメインにしたディッシュですが、さすがにお米に慣れた日本人のお腹を満足させてはくれません。
かといって、かなりカロリー高そうだし、そこにごはんをトッピングするのも気がひけてしまう、このカロリーの高そうなイメージがネックとなって、未だにお料理の脇役か、たまに食べるおやつという立場は不滅です。
実は、最近の研究で、おおかたの日本人が抱いているチーズ感を大きく変えてしまう新事実を発見しました。
高カロリー食品というイメージは誤解であって、逆にヘルシーな食事を心がけている人たちやダイエットを目標にしている人こそ摂取すべきオススメの食材だったのです。
それはチーズに含まれている栄養成分に秘密があります。
良質なタンパク質、必須アミノ酸、ビタミンを豊富に含んでおり、浄化作用、脂肪燃焼、細胞の活性化など、体に良い働きをたくさんしてくれる、スーパー食材でもあるのです。
内脂肪を溶解し除去してくれるので、メタボリックシンドロームで厳しい食事制限を受けている人は、特に試食をしてみて下さい。
乳製品ですから、同じタンパク質とはいっても動物性である事は明白なのに、なぜダイエットに良いと言えのか不思議です。
それは満腹感を促進させる働きがあるため、食事の量を減らせるからなのです。
チーズそのものには、痩せる機能はありません。
ただし、ダイエット中に不足しがちな栄養素をしっかり補給できますので、肌荒れやエネルギー減退という事はおきません。
特にダイエットをめざしてはいないという人でも、浄化作用に着目して、美肌のためにチーズを普段のメニューに追加する事は、健康的生活を維持していくために大変有効です。
細胞の活性化は直接腸の働きを活発にするという形で表れてきます。
したがって便秘でお悩みの人にも有効です。
このように考えていくと、今後チーズが、わたしたちの生活をおおきく変えてくれるかもしれません。